【旧作映画紹介】【ネタバレ】ポンコツやけど、、、好きやぁ~ 「ウォールフラワー」
原作・監督・脚本:スティーブン・チョボスキー
製作:ジョン・マルコビッチ、ラッセル・スミス、リアン・ハルフォン
製作総指揮:スティーブン・チョボスキー、ジム・パワーズ
音楽:マイケル・ブック
撮影:アンドリュー・ダン
出演者:ローガン・ラーマン、エマ・ワトソン、エズラ・ミラー etc
製作年:2012年
製作国:アメリカ
- あらすじ
小説家志望の16歳の少年チャーリー(ローガン・ラーマン)。彼はいわゆる”陰キャ”で、高校に進学したものの、周りとなじめずに退屈な高校生ライフを送っていた。そんなある日、チャーリーは陽気なパトリック(エズラ・ミラー)、その義妹のサム(エマ・ワトソン)と仲間に出会う。彼らと友情を育み、恋をし、高校生を謳歌するチャーリーだったが、ある出来事で友情が崩れてしまい、、、
- 点数
- 感想
これは父が知り合いの人から借りたDVDで、父と弟と三人で鑑賞しました。最初は、(エマワトソンかぁ~。微妙そう、、、)ってな感じで舐めてたんですが、、、
もうドンピシャ!!!
この年齢で見れてよかったー!って思いました。。。とはいってもやっぱり突っ込みどころはあるわけで、、、っていうかたぶん大半の人はこの映画を見て「そんなよくねーじゃん、むしろポンコツじゃん」って思うと思いますので、そんな人たちのために、ダメな点から書いていきたいと思いまーす!
- ダメなところ
色々あるんですけど、全部ひっくるめて「ノリが高校生のそれじゃねぇ、、、」
ってのがありまして。少なくとも日本の高校生はあんなコンパみたいなことしないと思うんですけど。「真実か挑戦かゲーム」ってバードマンにも出てきたけど、高校生がこのゲームで「だれだれとキスしろ」なんていうかね?ほんとにこの映画ってチューの
扱いすげー雑で、「向こうの高校生がばがばすぎー」って思っちゃいました。
あとやっぱり、ハリウッドおなじみの「都合よすぎ」問題が今作でも炸裂してます。
上記にも書いたゲームでチャーリーがサムとチューしちゃってみんなと仲たがいしたのに、パトリックをちょっと助けたからってがっつりなかなおりするかなぁ~。
んでもう一つダメなのが、「勉強大丈夫なん?」ってとこ。僕は今年大学受験生なんですけど、アメリカの大学試験って日本よりはましって聞くけど、それでも相当の勉強量はいるわけで。チャーリーがサムに教えてるシーンがワンカットくらいしかなくて「ざっつ!」てなりました。
- いいところ
だらだらと書いてきましたが、いいところもたくさんあります。まず音楽のセンスが
無茶苦茶いい!高校生がこの音楽に感化されるのわかるわぁ。大体がドリームポップの枠組みに入るアーティストだと思うんですけど、この映画のテーマにも通じてるというか。フワフワして宙ぶらりん(ドリームポップのように)で無責任で遊び惚けてる。だけど、誰もがこの時期(つまり高校生)を通過して、乗り越えて(大学進学や就職)自分のやりたいことを見つける(David BowieのHeroesの主人公のようにキングやヒーローになる)。だからこそ今の僕にはドンピシャなんです。
もう一つのいいところは、恋愛において「あーわかるわ」っていうツボを押さえていること。やっぱ好きな人のことはついつい見ちゃうよね。しかもそれでサムがちょっと引いてるってのがまたリアル(経験者談)。
- 総括